月別アーカイブ: 2021年5月

コロナ禍で、6割以上が自宅にいながらの帰化手続を進めている。

通常でも、遠方からの帰化申請を受任することも多い当事務所では、ご来所不要で、帰化申請を進めることも可能。

そんな中で、特に4月、5月のコロナの感染者が増えてきたあたりから、大阪や兵庫など30分以内でご来所が可能な範囲にお住いの近くにお住まいの方も、事務所に来ていただかなくて進める方法を選ぶ方が非常に多くなっています。

現状では、半分以上、大体6~7割ぐらいはメールやお電話のやり取りで、進めることをご希望されている状況です。

お越しいただくメリット、デメリット、

お越しいただかないメリット、デメリット

がそれぞれあります。

 

 

来所なしで進めるメリット

・コロナウイルスなどの感染の可能性をなるべく低くできる。(交通機関の利用や、対面を避けられる)

・まとめて多くの時間を使わずに、時間が空いた時に必要な情報を記載し、返信いただくことによって進められる。(対面ではどうしても1時間前後~の時間が必要)

 

来所なしで進めるデメリット

・情報のやり取りが何度か発生することがある。(ただし、基本メールでのやりとりのため、調整はしやすい)

・実際に対面しないため、専門家の顔を直接見れない。(これも、着手前のメールや電話のやり取りで、専門家がどういった対応をする人物か、信頼できるかどうかは、判断できるとも考えられます)

 

 

来所により進めるメリット

・直接専門家と会える。

・一度にたくさんの情報を得たり、伝えたりすることができる。(ただし、通常1時間前後、かかる方は2時間近くの時間を要します)

 

来所により進めるデメリット

・交通機関を利用しなければならないことがある。(交通費もかかります)

・メール等でやり取り可能な情報を、口頭で聴くため、時間の確保が必要。

・この時期なので対面の不安がある。  (アクリルパーテーション設置、アルコール消毒徹底など、コロナ対策万全ですが、ご自宅で進めるのに比べたら少しの不安はお持ちになる方は多いかもしれません)

 

 

上記のようにそれぞれメリットデメリットがありますが、その方の状況やご希望によって、どちらの方法がよいかは違ってきますのでご自身にとって最適な方法をお選びいただけましたらと思います。

帰化申請に使う韓国書類を翻訳事務所に依頼するデメリット(フルサポートで専門家に依頼するメリット)

自分で帰化申請をする方で、自分で韓国語が読めない方、あるいは訳文を用意する時間や余裕がない方は、通常翻訳事務所などで、翻訳だけを依頼することになります。

ここで、実は落とし穴があるのです。

それは、ご自身で取得した書類が本当に帰化に必要な書類かの判断をされずにとりあえず翻訳に持ち込んでしまう場合に起こります。

つまり、不要な韓国書類の翻訳にお金を支払う結果になるという点です。

領事館は、日本の役所のように親切ではありませんので、自分が思っている書類が発行されているとは限りません。

きちんと説明して発行してもらっても、請求していない書類が入っていたり、逆に必要なものが入っていなかったりということが日常的にあります。

また、一旦翻訳文を用意して、韓国書類は完備できたとしても、そののち他の書類でつまづき、数年経ってしまって、帰化申請まで進められず翻訳料が無駄になってしまうということもよく目にします。

変更のない部分については、そのまま使用できる分もあったとしても、再取得、再翻訳が必要な部分は、どうしても出てきます。

期限は取得から1年間ですので、意外とすぐに経ってしまうのです。

結局その後、当事務所に依頼されるケースが多く、自分で帰化をするという費用を抑えるという最大のメリットが、追加で費用がかかっただけ、という結果になることが実際には非常に多く起こっているのです。

その点、ご自身で帰化するのではなく、当事務所のような帰化申請の専門家の事務所に最初からおまかせいただければ、韓国の書類の取得や翻訳をはじめとし、その他日本の書類も自分で取る必要がなくなり、嫌でも進みますので、期限が切れるということも避けられ、帰化までの近道となります。

ただし、サポートの内容はそれぞれの司法書士や行政書士事務所によって、異なり、当事務所のように、すべて代理で書類を取得したり、翻訳通数にかかわらず追加料金がない事務所ばかりとは限りませんので、してもらえる内容と費用は必ず最初にご確認いただくことが必要です。

実際に、翻訳文を用意したのに途中で頓挫しその後当事務所に依頼された方、他事務所に一旦依頼したが、途中で止まったり信頼できない事情が発生して、当事務所に依頼されることになるケースが相次いでいます。

当事務所では、本記事作成時点で、月件数限定で10万円(税込み11万円)から上記のようなフルサポートでの帰化申請を受けております。

翻訳だけでもそれに近い金額がかかることもありますので、本当に帰化への近道をされたい方は、是非最初から当事務所にご相談いただくと非常にスムーズです。

 

緊急事態宣言中の今こそ帰化をスタートする時期

緊急事態のさなかで、医療法人崩壊も心配な状況ですが、

ゴールデンウィークの休み明けから帰化についてのご相談等お問い合わせのお電話やメールをかなり頂いております。

昨年度の初めての緊急事態宣言の時と違い、法務局も帰化申請を継続して受け付けているところも多く、専門家に任せることにより、御自身が動くことを最低限に抑えて申請できるということで、お問い合わせが増えているようです。

このようなコロナ禍ですので、ご来所により進める方とご来所不要で進める方との割合が今までとは逆転しています。

少し前までは、ご来所:ご来所なし が 7:3

ぐらいだったのが、今は、 ご来所なし:ご来所 が 7:3

ぐらいとなっております。

 

 

こんな時期でどこにも行けないから、自分のことに目を向け、帰化をこの機会に進めようという方も非常に多いと感じます。

 

今まで多忙でできなかったけど、今ならスタートしようかな

と思われる方は迷わず一度ご連絡いただけましたらと思います。