国民年金が未納の場合は帰化ができないでしょうか?年金免除や猶予をされている場合は?学生特例の場合は?

国民年金を支払っていないと帰化ができないと聞きました。支払っていない期間がありますが、帰化できますか? 年金免除されている場合、年金猶予されている場合は帰化できますか?

 

A.国民年金の支払い義務がある方については、基本的に過去1年間国民年金を納付していることが分かる書類等を添付する必要がありますので、直近の1年~程度の国民年金は支払っている必要があります。

現在のところは、それほど前までさかのぼって国民年金を納付していることを証明する書類を求められていませんので、過去に国民年金の未払いがあっても帰化申請は可能です。

また、正当な事由により年金の免除がされている場合は、免除がされていることを証明する書類を提出することにより、帰化申請をすすめられることがあります。

よって学生免除などで支払っていない状況でも帰化はできます。

国民年金の免除申請をしている段階で、まだ免除の通知が来ていなくても、免除申請の控えをもって帰化申請の受付をしてくれる法務局がほとんどです。後日、免除された結果の書類も提示等が必要となります。

それに対して年金猶予の場合は、既に猶予を認められている状態でなければ、猶予の申請だけをしている状態では、帰化申請の受付は難しいです。※猶予の場合は、なるべく納付したうえで帰化の申請するほうがよろしいです。

かなり前の国民年金の未払いがあるために帰化ができないと思っている方がたまにいらっしゃいます。ご自身で判断されず、帰化の専門家にご相談いただくことをお勧めいたします。

 

 

 

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