帰化申請は必ず直接やり取りをしてどの専門家に依頼するかを決めること。

本日は、二組の方の帰化申請のご相談・ご依頼のご面談をさせていただきました。

 

帰化は個々のケースにより、手続きの進め方が180度違うといってもよい手続きです。

身分関係で、引っ掛かりそうな部分があれば、最初から調査を始めておくべき情報が含まれる場合があります。

慣れていない帰化の専門家であれば、この部分については、順次書類収集を進めていってかなり後の部分でその必要性に気づき、そこから調査となるので、時間がさらにかかってしまいます。

 

この点、帰化経験豊富で、その都度どのように進めるのが帰化ご依頼者にとって最善、最良、最速の方法なのかを情報を共有して進めている弊所では、なるべくたくさんの情報を最初にいただき、考えられる問題を最初のうちに見つけるということをまずします。

単に、必要書類が集まれば帰化ができるという考えでは、事務所だけではなく、帰化のご依頼者の貴重なお時間も労力も無駄にしてしまうということになりかねません。

 

弊所で進めている方法が最善の方法ではありません。まだまだ発展途上です。しかし、ひとつひとつの帰化申請の経験を重ねるごとに、起こりうる問題をなるべく早めに処理するということはノウハウとして日々生きていきます。試行錯誤し、最善の方法に少しずつ近づけるという努力はしない瞬間はないです。それが、接客業のプロのするべき仕事に他なりません。

 

本日ご来所頂いた方のうち一組のご依頼者の方は、弊所の前に別の事務所にご相談されたそうですが、結果的には弊所にご依頼をお決めいただくに至りました。

いくつの事務所をめぐっても、ご自身でこの人に自分の大切な帰化手続きをまかせよう!と思える専門家を見つけるまでは、安易に帰化をご依頼されることはおすすめいたしません。

帰化申請は、プライバシーの塊といっていい情報を預けることになるのです。

本当に信頼できる人にしか預けてはいけません。

 

帰化申請手続きを業者仕事のように表現する専門家も少なからずいます。

わたしは、そのような表現を見ますと、貴重な国家資格者だけが責任をもって取り扱うことができる「帰化申請」という手続きを単なる「商売道具」と軽く考えているように思えて、非常に残念な気持ちになります。

 

帰化申請をご依頼されるときには、専門家の資質をご自身の目でご判断されることを強くお勧めいたします。

 

帰化申請(大阪 兵庫)|悠里司法書士・行政書士事務所(帰化申請.net)

代表 司法書士・行政書士まえかわいくこ

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

Spam Protection by WP-SpamFree