帰化申請をしようとする場合に、必ず収入関係の書類の提出が必要となります。
サラリーマンの方でしたら、税金や社会保険料など給与から天引きされ会社が納めてくれているところが多いので、それほど神経質にならなくてすむでしょう。
ところが、自営業の方については、色々な面で自分できちんとしていなければ、帰化申請が事実上難しいケースも少なくないのです。
例えば、収入面で、確定申告はしているが所得(売上から経費等を引いた後)をほとんどあげていない場合。
ご本人は売上ベースで考えがちですが、経費はあくまでも事業に必要なものですのでその部分を生活費として使用できる範囲とは見てもらえません。帰化申請をする場合は、生活できるぐらいの所得をあげる必要があります。もちろん税金もきちんと支払います。
また、会社でも個人事業主でも、厚生年金に加入しなければならない要件に当てはまる場合は、きちんと加入しておかなければなりません。
国民年金についても納付の証明が求められます。
自営業や会社経営者の方が帰化申請を考えられている場合は、特に専門家にご相談頂くほうが無難です。
どこをクリアしていないといけないかをご自身で知ることから始まります。
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悠里司法書士・行政書士事務所 所長 まえかわいくこ
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