帰化申請は、誰かが代理ですることができない手続きですが、書類の作成やその他のサポートを専門家に頼むことは可能です。
では、帰化申請の専門家とはだれでしょう?
基本的には「司法書士」と「行政書士」です。
帰化申請はその業務範囲に入っていますので、どちらに頼んでもいいのです。
では、どちらに依頼するほうがよいのでしょう?
司法書士のほうが人数が少なく(行政書士の10分の1ほどです)その資格の難易度も行政書士とは比べ物にはなりません。
司法書士は裁判業務や登記業務をはじめとし、多岐にわたって皆様のお役に立てます。「業者」「代行者」ではなく「法律家」なのです。
また、帰化のことを進めていくにしたがって不動産の名義は亡くなった韓国籍のお父母、ご祖父母の名義であることが判明するようなケースでは、司法書士でないとお手伝いできなくなることもありませす。
よって一概には言えませんが一般的には司法書士に相談していただくのが無難と思われます。
ところが、司法書士事務所で帰化を取り扱っている事務所は非常に少ないため、結果として圧倒的に帰化業務を取り扱っているのは行政書士が多数ということになります。
結論としまして、帰化申請の取り扱っており、帰化について豊富な知識と経験を備えている当事務所のような司法書士・行政書士事務所にご相談いただくのがベストではないかと思われます。