帰化申請については、法務局によってカラーがある。

司法書士業務の中でも登記実務であれば、多少の取り扱いの違いはあっても全国どこの法務局でもそれほどの違いは感じませんが、帰化申請については、管轄法務局によって色々違うなとよく感じさせられます。

まず、相談業務の対応方法からして法務局によって全くことなります。

例えば大阪でいえば、大阪法務局本局では受付時の相談予約や時間予約が不要で、番号札を取って待っていればいつでも受付けてもらえます。(もちろんきちんと帰化書類が揃っていなければなりませんが・・)

司法書士・行政書士からは、このようなシステムであると本当に助かります。

スケジュールがどうにでも組めますので、仕事が進めやすいのです。

ですが、帰化申請を受け付けている法務局がすべてこのような形であるわけではなく、他の法務局国籍課は通常予約制になっています。

相談も、チェックも、受付もすべて予約制です。

それもすぐに予約ができればいいのですが、混んでいるときなどは相談予約だけで約1か月先になるなど、早くしたくてもどうしようもない時があります。

しかも、本局に比べるとチェックにかかる時間が半端でない法務局があり、下手したら半日以上待たされたり日常茶飯事です。

もっと、効率的にしてもらえたらいいのにと不満を抱いていますが、そうはなりそうにないですね。

書類についても、地方によってかなり異なります。たとえば韓国籍の方の家族関係証明書の種類なども、今ではある程度確定されているようですが、以前は必要とされる証明書自体が管轄法務局によってバラバラでしたし、特別永住者の預貯金通帳のコピーなどを受付時に求める法務局があったりと、本当に色々です。

私としては、大阪法務局本局がベスト1ですね。

かかる手間や時間が平気で3~4倍は違う気がします。

でも、ご心配無用です。 当事務所の報酬は管轄法務局にかかわらず一律です。(当事務所帰化手続き対応法務局に限ります)

在日韓国・朝鮮籍の方の帰化申請に特化した大阪の悠里司法書士・行政書士事務所 の司法書士・行政書士 まえかわでした。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

Spam Protection by WP-SpamFree